2023/5/16

中国語学習について


 大家好!朋友会博客中心です
 

 (ブログ用語の内容は中国語初学者向けですので、用語の説明、例えばピンインとは何か、四声とはなにか等は記載しておりませんこと御了承ください)
 
今回は中国語学習における知っておくべきポイントを記載(ポイントは列記)いたします。
 
どの言語学習もそうですが、中国語学習でも同じように、市井の本や参考書、口伝でも
「こういったとこに注意しろ」、「あのようなものはよくない」と言われこともしばしば・・・
 
代表的なところでは、
 ①カタカナ表記(ピンインではない)で覚えない
 ②発音はしっかり学習する(四声をとばさない、適当な感覚で覚えない)
 ③間違いを恐れない、日本人特有の完璧を求めない。
 ④映画やドラマで学習しない(初中級者、やりがちだがいつまでたっても上達しない:この学習は上級者向け)
 ⑤中国人の彼氏・彼女をつくる(これは極端ですが【笑】、ようは常に会話できる知己をもちインプットとアウトプットを興味もって経験する)
 
等々と、市井でささやかれているかと思います。
 
しかし、これらよりも言語学として、
中国語学習で大事なポイント、理解すべき重要な事項(ポイント)があります。
その違いを理解しているか、いないかで、その後の暗記も文法も翻訳も変わってきます。
 
 
その違いとは?
 
 
 
 

 
■中国語学習におけるポイント
 
 
日本語は「膠着言語」、
中国語は「孤立言語」です。
 
 
 

◇膠着語(言語)とは何か?
膠着語とは、語幹に語尾をいろいろ変化させて付着させていく言葉です。

◇孤立語(言語)とは何ですか?
孤立語とは、接辞などの形態論的手段を全く用いず、1語が1形態素に対応する言語です。
同じ言語体系として、膠着語は日本語の他に、トルコ語やモンゴル語、朝鮮語があります。そして、孤立語はベトナム語、タイ語、クメール語などがあります。

議題ポイントから外れるので、ここでは深く述べませんが、
中国語と日本語を極めていくには、この言語特性の違いを絶対意識しなければなりません。

さて、その違いが何をもたらすかというと、

実は日本語には意味のないものが多数あり、

中国語には意味をなさないものは基本存在が許されないということです。

だから各種多様な補語があり、そしてまた言葉をどこに置くかという配列が重要になってきます。

 

この両者の違いをしっかり認識しておくことで学習意図、
言語の理論的背景がわかります。
 
・学習が途中で伸び悩む理由が自分で見えてきます。
・言語が文化や歴史なしに語れないのが見えてきます。
・中国語だけで日本人に中国語を教える効果も見えてきます。
・直訳と意訳が単純な(相関)関係でないことが見えてきます。
 
言語学の理解は、面倒で学習習得へ「遠い道のり」のようですが、実はもっとも重要な学習の理解となります。
 
アカデミックに言われる
巨人の背中に乗り"系统的学习很重要"と言われる由縁ですね~
 
 
昨今の中国語学習は英語教材と同じように、市井の教材も充実してきました。気持ちさえ続けば、ひとりでも学習していける環境にあります。また、アフターコロナによって、中国語オンライン学習も飛躍的に深化し、手軽で安く学べるようになってきました。
今どき、わざわざ通学してまで、交通費や拘束コスト、時間コストをかけなくても思いがちですが、
対面での学習効果(暗黙知がある)は語学学習において、とても非常に高いのです。
良い師に出会い、良い同学生(勉学仲間)に会い、良い学びを得る。
これは遠回りに見えて実は最も効率よい学びであると場合あります。
 
学習の定着にラーニングピラミッドという考えがあります。
これはどのような学習形態が効果的化をあらわしたものです。
人から端に一方的に聞いたもの(講義)では、5%しか身につきません。
しかし、自発的にやる読書であれば倍の10%は身につけることができるのです。
しかしそれはあくまで10%、独学やオンラインではこの視聴覚やデモンストレーションで20~40%でしょうか。しかしグループワーク等になってくると50%以上ものにすることができるのです。
これこそが大学やセミナーなどでグループワークが学習において効果的であるという
見方があり導入されている理由なのです。
 
わざわざ登校して、良い師に出会い、良い仲間たちと学び、グループワークをしていく
この対面の”場”の創生の学習効果は、学び幅を強く深くしていくこと思います。
 
 
ちなみに、ラーニングピラミッド現論文を見ると数値の●●%は、
実際には確実な数値根拠はとれてないと(私は)思います。
【実証して、こんなにはっきり人間に分かりやすい数値になるわけないでしね~】
しかしこの学習習得の階層別は論理的な展開がされおり、証左はありと感じます
 
 
それでは、大家下次見!
 
 
 
-Remark-
 
 

 ちなみに【言語伝達方法】ついて

補足:ここでは深く述べておりませんが、言語伝達方法の違いは文化を密接に促進します。

この言語の言語文化形成によって、地政学的な違いを踏まえて、発展(日本穢れ文化)した結果、日本(両親から受け継ぐ文化)では、子供は定型表現がより多く求められる挨拶方式により、礼儀正しさの習得と人間関係の距離の取り方を強く意識するように育てられます。一方中国の子供は呼びかけと、人間関係による親しさを求めることを強く意識するように育てられるようになったのです。この文化教育の違いがよく課本(2022年、中級班教科書第4課)等の内容で記載されているような中国文化の臨機応変の挨拶方式なのです。

※この孤立と固着の日中言語学の相違部分は既に多くの研究論文が発表されており、いまではある程度の体系化も進んでいます。もし御興味があれば、深堀りしていただければと思います。

【言語間距離理論も同時に学んでいくと、さらに幅が広がっていきます】


 

朋友会中級班 教科書の第四課『寒暄语』より、朋友会メンバー独自拡張展開

中日寒暄语的世界

也许这个内容对有些日本同志来说很熟悉。
我认为对于学习中文的日本同志来说,了解这一点将有助于你的学习。
”中日文化差异”(语言是一种文化的发展,不了解一种语言的文化就无法理解它)

为什么汉语的寒暄语少 而日语的寒暄语多 (关于理论背景)

首先,最重要的是要了解基本情况。
其实 日语是一种黏着语言、 汉语是一种孤立语言。

黏着词是什么东西?
黏着词是指附在词干上的词,其词尾有各种变化而形成的语言
孤立词是什么东西?
孤立词是指一个词对应一个形态元素而不使用词缀或其他形态手段的语言。
"至于同一语言系统,黏着型语言除了日语以外,还包括有土耳其语、蒙古语,和朝鲜语等。
而孤立的语言包括越南语、泰语和柬埔寨高棉语。"
我不会在这里深入讨论这个问题,因为这不在议程上、
但如果我们想掌握汉语和日语,必须对这两种语言特点的差异抱有意识
由于中日语言的原则性差异、日语中有许多没有意义的词,然而,没有意义的词在汉语中是不允许存在的。
而这些语言文化的发展,是基于地缘政治的差异。在教育孩子的过程中,日本的孩子们被他们的父母彻底训练成固定的表达问候系统。 之所以如此,是因为通过固定问候语的教育,他们能从小就学会礼貌,并高度认识到如何在人际关系中保持距离。 另一方面,在中国的教育中,中国儿童在成长过程中具有强烈的呼唤感,并渴望通过关系获得亲近感。
这种文化教育的差异 就是课文中机智(随机应变)的汉语问候语。
关于中日语言学的差异,已经有很多研究,论文发表,现在已经一定程度地系统化了。

如果同学们有兴趣,如果大家有兴趣的话,很乐意你们可以对此进行更深入的探讨。

 

文責;Shuishang